「本当にやりたいこと」をどう見つける？　夢や目標の探し方

「自分のやりたいことを決めるときに、実現可能で考えると、なかなか踏み出せないと思います。やったことがないものに挑戦するときに、うまくいく保障なんてほとんどないですからね。

できるか・できないかより、まずは自分がやりたいか・やりたくないかで考えたほうがいいんじゃないでしょうか。簡単にできることでも、自分がやりたいと思っていなければ、結局続かないですから。

失敗しても経験は無駄にはならないと思うので、『試しにやってみようかな～』くらいの気持ちで初めてもいいと思います」（20代・女性）

「昔から夢や目標がなくて、就職を決めるときも適当に入社できそうな会社を選んだんです。そのせいか、あまり仕事にのめり込めなくて…。

今はフリーランスなんですが、『出勤で電車を使うのが嫌だ』『人と同じ空間だと集中して仕事ができない』など、自分の苦手分野から仕事を決めたんです。出勤の必要がなくて、ひとりで黙々と仕事ができるのは、在宅で働けるフリーランスかなと思って。

明るい理由での転職ではなかったけど、結果的にすごく働きやすくなりました。やりたくないことから目標を決めるのも、ひとつの方法だと思います」（20代・女性）

「夢や目標を決める余力がないと、なかなか新しいことは見つからないと思います。私も、仕事が忙しくて他に目を向けられなかったときは、やりたいことを考えようとも思わなかったですから。

自分のやりたいことを探したいなら、それを探す時間を作って、興味のあることをまずはやってみるしかないと思います。いつか仕事にしたいと思っていても、最初は遊びや趣味から始めればいいんじゃないでしょうか。

やっていくうちに、自分に合っているのか少しずつわかってくると思います。いきなり自分の天職を見つけようとしても、なかなか難しいですよね」（20代・女性）