期待されていたのは忠誠心のみ… 新型コロナ対応で会社に見切りをつけた瞬間

新型コロナ対応で会社に見切りをつけ、辞める人が続出しているようです。詳しい話を聞きました。

疲れた女性
(Milatas/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各社での対応が分かれています。中には、会社の方針や対応方法に納得できず、会社に見切りをつけて辞める人もいるようです。

fumumu取材班が、詳しい話を聞きました。


①外出自粛の中、東京研修を決行

「全国的な外出自粛が続く中、地方からわざわざ都内へ行かせ、研修を強行しようとする会社の対応に納得できませんでした。万が一、社員が感染したらどうするつもりなのでしょうか。


また、保菌したまま帰ってきた場合、地元で感染を拡大させてしまう恐れもあるでしょう。


私は実家で両親と同居していますし、近所には祖父母も住んでいます。自分が感染して家族を危険にさらすようなことがあってはならないと思ったので、会社は辞めました」(20代・女性)


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②自由出勤でもテレワークはNG

「新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、会社が自由出勤になりました。しかし、テレワークは一切認めないらしく、『休んだ分は欠勤扱い。それが嫌なら、出勤して』と言います。


このような会社のために命をかけてまで働こうとは思えず、辞めました。次は、社員を大切にしてくれる会社を探したいと思います」(20代・女性)


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③パートを犠牲に臨時休業を継続

「『外出自粛要請解禁後も、お客様の安全を第一に考えて、当店は臨時休業を続けます』と、Facebookで公言したオーナー。


周囲からは『他社も見習うべき』とか『神対応』と絶賛されていますが、臨時休業中のパートの給料は一切補償してもらえないのが実情です。


世間からの信用は得られるかもしれませんが、開店の見通しが立たない以上、生活ができずに辞めるパートが続出しています」(20代・女性)


会社が求めているのは、社の方針に忠実に従ってくれる従業員です。

ストレスを抱えながら合わない会社に留まるよりも、早めに見切りをつけ、自分に合った会社を見つけた方がいいかもしれません。

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(文/fumumu編集部・志都

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