夫の点滴で死にかけた妻 19年の幸せな結婚生活が一瞬で絶望に

新型コロナで病院に行けない妻の為に夫が点滴の用意をするが…。

点滴
(cyano66/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

体調不良になったものの新型コロナウイルスの感染を恐れ、看護師である夫に点滴を打ってもらおうと決めた女性が恐ろしい目に遭ったというニュースがオーストラリアで報じられました。

彼女は8時間もの間生死の狭間を彷徨ったのち、衝撃の事実に絶望しています。


■病院に行くのを止められた

現地メディアの報道によると、オーストラリアに住む38歳の女性・ラタさんは近日、体の不調を感じたそう。「病院に行ってくる」と夫に告げた所、「新型コロナに感染したら大変だから、やめたほうがいいよ」といった答えが返ってきたと言います。

確かに、今病院に向かったとて感染しない保証はどこにもありません。

そこでラタさんは看護師である夫の「しんどいなら僕が点滴を打ってあげるよ」という提案に同意し、面倒を見てもらうことに決めました。ここまでは仲の良い夫婦のホッコリ話です…。


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■夫の点滴には規定量以上のある薬物が

しかし、点滴を打った後約8時間もの間体調が急激に悪化し、意識を失ってしまったラタさん。

なんと夫が用意した点滴には大量のプロポフォールという化合物が仕込まれていたことが後の調査でわかったのです。

プロポフォールは通常麻酔や鎮静剤に用いられるものですが、規定以上の量を使用した場合、命に係わる副作用があると言われています。世界のスーパースター・マイケルジャクソン氏もこの薬が原因で死亡したと噂されている程です。


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■夫を逮捕したものの、動機は…

結婚してから19年のパートナーがまさか自分を殺そうとしていたなんて夢にも思わなかったラタさんは真相を知った後「気持ち悪いし、本当に信じられません」とコメント。

警察は既に夫を逮捕しており、彼が薬品を職場から盗んでいたことも発覚しました。なお、何故妻に手をかけようとしたかは黙秘しているそうで、未だ理由はわかっていません。

19年間の結婚生活は一体何だったのでしょうか。ラタさんの心の傷の深さは計り知れません…。

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(文/fumumu編集部・AKO

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