たとえ無責任と言われても…離婚が不可避だった「3つの変化」

愛し合ったはずの2人なのに、どうして離婚してしまったのでしょうか?

離婚
(grinvalds/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

厚生労働省が出している「平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況」によれば、人口1000人あたりの離婚率は1.68となっており(1000人あたり約1.68人が離婚している)。1年間で20万7000組ほどのカップルが離婚している計算になります。

離婚をした理由について、経験者の女性たちに聞いてみると、「歳を重ねると色々なことが変化し、離婚は不可避だった」という人がとても多いようです。

fumumu取材班が、詳しく聞きました。


①価値観の変化

「価値観は、環境や経験によって変化していくものです。結婚してから死別するまでの間、同じ人と同じ価値観を共有し続けるという方が難しいのではないでしょうか。


出産後、仕事と育児を両立するために会社員から自営業になった私は、継続的に仕事を得るためにかなりの努力をしてきました。


しかし、一方で、親としての立場は同じなのにも関わらず、結婚後も何も失ったり変わったりすることのない夫に対して、価値観の違いを感じることが多々あり、不満も大きくなっていきました。


こうして生じた価値観の変化が、離婚を決定的なものにしました」(30代・女性)


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②性格の変化

「子供が生まれてからは『妻』よりも『母』の自覚の方が強くなり、夫に甘えたり優しくしたりすることができなくなってしまいました。そして、彼にも『夫』よりも『父』としての役割を求めるようになり、すれ違っていったのだと思います。


セックスレスになって3年が経った頃、もうこれ以上は異性として受け入れられない……と思い、離婚を決めました」(30代・女性)


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③パワーバランスの変化

「専業主婦になるという条件で、転勤族の元夫との結婚を決めました。しかし、子供の転校による負担を考えると、生涯転勤を続けるのには限界があり、中学校に進学したタイミングで単身赴任に切り替えました。


しかし、定住をきっかけに私が復職したことで夫婦間のパワーバランスが崩れてしまい…結果、夫との結婚生活は破綻してしまいました」(30代・女性)


今の時代、離婚は「終わり」なのではなく、「通過点」なのかもしれません。

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(文/fumumu編集部・志都

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