新型コロナウイルスの感染を懸念 高校生たちが休校求めストライキ

茨城県では、新型コロナウイルスの渦中にある中、学校が実施されているため、高校生がストライキを起こしました。

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(bowie15/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が懸念される中、茨城県では一部を除いた学校が再開されました。

そのため、休校を求める高校生たちがストライキを起こしています。


■現時点での茨城県の方針

茨城県教育委員会によれば、複数のクラスターが発生しているものの、いずれも調査・監視下にあり感染の連鎖は止められているとして、始業式や入学式は通常通りに実施。

全県立特別支援学校、感染拡大要注意市町村である10市町にある県立中学校・高等学校・中等教育学校は5月6日まで休業し、該当しない学校については授業・部活動を実施する方針を打ち出しました。

なお、新型コロナウイルス感染症予防のために学校に登校しない場合については、欠席扱いとしません(4月6日時点)。


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■高校生がストライキ

そんな中、学校が再開されることに対して、「茨城県日立第一高等学校」の3年生が8日〜10日にかけてストライキを起こしました。

「茨城県日立第一高等学校」の報告によれば、3年生233名のうち、8日は36人、9日は82人、10日は76人が不登校。

生徒たちは、一部地域の休校措置では県内の教育格差を生むことを指摘した上で、感染者が出ていない地域でも早急な感染拡大防止措置を取る必要があると訴えています。

また、マスクが十分に確保されるまでの間、オンラインでの学習システムなどを活用した仕組みの構築・実施をすることで、茨城県内の全県立高を臨時休校するよう求めています。

したがって、上記の不登校者人数は“欠席扱いにならないことによる自己防止”ではなく、“ストライキに賛同したことによる欠席”だと見られています。


■教育委員会の反応

生徒たちは県の対応によってはストライキ期間を延長することを示唆していますが、生徒たちのストライキについて、茨城県教育委員会の担当者は、「県の方向性に変更はないが、生徒の意見は受け止めたい。連絡があれば、県としての考えを丁寧に説明したい」と回答しています。

SNSでは、新型コロナウイルスの感染が懸念される中の登校を自己責任として、不安であれば休めば良いという意見が散見しています。

自主休校中の授業を自宅でカバーするのは難しく、もし十分な成績を取ることができなければ、卒業が1年伸びる危険性があるほどシビアなものです。生徒たちの悲痛な訴えが届くと良いのですが…。

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(文/fumumu編集部・神崎なつめ

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