「甘え上手な大人」になるには? ひとりで抱え込まないための対処法

すべてをひとりで抱え込んでしまう人が、周りを上手に頼るにはどうすればいいのでしょうか?

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(Weedezign/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

なんでもひとりで抱え込んで、自分が潰れそうになっていませんか? 上手に周りを頼れたら、息苦しさも少しは緩和されるかもしれません。

fumumu取材班が、甘え上手な大人になる方法を聞いてきました。


①小さなことから頼む

「人に頼ることが苦手な人は、頼む内容を選ぶことが下手なんだと思います。あまり大きすぎる問題を人に任せようと考えても、それは難しいですよね。


人に頼ることに慣れるためには、小さなことからお願いする練習をするべきだと思います。仕事なら、案件を丸ごと手伝ってもらうんじゃなくて、計算が間違っていないかダブルチェックだけお願いしてみるとか。


相手に頼ってOKしてもらう経験をたくさん積めば、どれくらいのお願いなら相手が受け止めやすいのか、少しずつ分かってくると思います」(20代・男性)


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②周りを信用する

「私が仕事を抱え込んでいたときは、そもそも周りを信用していませんでした。自分より社歴が長い人もたくさんいたのに、すべて自分で解決しなくてはいけないと思い込んでいたんです。
今振り返ると、勘違いだったなと思います。周りを頼らないって、そもそも周りの力を下に見ているということなんですよね。自分を助けてくれる能力は周りにないと、決めつけていたんだと思います。


社会人経験が長くなって、少しずつ俯瞰して物事を見られるようになって、自分より賢い人はたくさんいるんだなと気がついて…。


細かく相談するようになってから、仕事のスピードも上がりましたよ。人に頼ろうとするより、まずは人を信用することが大切なんじゃないでしょうか」(20代・女性)


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③断られても切り替える

「ひとりの人にお願いを断られたとき、『やっぱり人に頼っても意味ないんだ』と決めつけるのは、やめたほうがいいと思います。たまたま、お願いした相手に余裕がなかっただけかもしれないし。


断る自由は相手にあるんですから、お願いを受けてもらえなかったとしても、軽く切り替えたほうがいいですよ。自分だって、なんでもかんでも人のお願いを聞いていたら疲れてしまいますよね。


断られた相手が、状況が変わったら手助けしてくれることもありますから。1回断られた経験を、ずっと引きずってしまうのは意味がないと思います」(20代・女性)

ひとりだけで解決できることには、残念ながら限りがあります。周りに頼って、そして頼られながら、日々を過ごしていきたいですね。

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(文/fumumu編集部・nana

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