新型コロナ疎開が欧州でも 疎開先でピクニックを楽しむ富裕層に怒りの声

フランスでもコロナ疎開が問題に

■案の定感染者が増加…医療崩壊の懸念も

ノワールムティエ島の人口は1万人弱ですが、フランス政府がロックダウンを宣言した後は2万人程に増加。その後2週間で70人もの感染者が発見されたことから、都市部からの大量移動がウイルスをも拡散させたのではないかと言われています。

比較的高齢者が多く、都会のように潤沢な医療システムを完備しているわけでもない小さな島は、現在危機に瀕しています。このままでは医療崩壊が起こるリスクが高いのではないかと警告する医者も後を絶ちません。


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■とにかく家にいよう

新型コロナの蔓延は、欧米の深刻な「貧富の差」をも浮き彫りにしたと言えるでしょう。フランスではこういった別荘が約340万軒存在しており、国民からは「富裕層だけに逃げ場があるのか」「逃げた先にウイルスを流入させるのか」といった不満が噴出しているようです。

日本でも「コロナが発生していないから」という理由で山陰地方への旅行をする者が後を絶たない、石川県知事が「是非観光を」と発言する…などの問題が取り上げられています。私たちも、今一度この疫病についてしっかり考えるべきではないでしょうか。

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(文/fumumu編集部・AKO

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