cocoのLGBT迷子中:「鑑賞のみ」の援助交際デビュー

知らずにうっかり流れ着いてしまった新宿の有名な売春スポット「ハイジア前」。ついに、援助交際デビュー

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2万円を握りしめ、田舎からヒッチハイクで東京にやって来た初日、歌舞伎町を目指した私が辿り着いたのは、有名な売春スポット「ハイジア前」でした。

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■ハイジア前で交渉待ち

知らずにうっかり流れ着いてしまった新宿の有名な売春スポット「ハイジア前」。よくよく観察して見ると、比較的若い女性、しかも日本人が、いわゆる「立ちんぼ」としてポツポツと並んでいるように感じられました。

中には暗闇に紛れる褐色の肌の女性もひとり、ふたりといるようでしたが、自分とそう年齢の変わらない女の子たちがいることで、私は安心感を覚えました。

今夜の宿代を払ってしまったので、財布の中には1万5千円しかありません。さっきはいきなり「3万円でどう?」とか「込みで5?」などと交渉されたので面食らいましたが、どこまで高値がつくのか、実験してみたいと思いました。

少し離れた角から、ハイジア前の人々を観察していましたが、私はハイジア前に戻り、声をかけられるのを待つことにしました。


■アレを鑑賞

女性を買おうとしている男性は、ハイジア周辺を何度も行ったり来たりして女性を品定めしているので、見ていればすぐにわかります。

ふいに、眼鏡をかけた37歳くらいのサラリーマンに声をかけられました。「日本人? 3でどう?」

やはり、いきなり値段の交渉が始まると緊張します。この後、どう話せば良いのかわからず困っていると、私が迷っていると思ったのか「じゃあ、見てくれてるだけでいいから1でどう?」と言われました(見ているだけで1…?)。

過去に、「自分に好意を寄せてくれている男性の告白を断ったら、ひとりでしているところを見せつけられた」という事態を経験している私にとって、それは目から鱗の瞬間でした。

(今までタダで見せつけられてたのに、それでお金をもらえるんだ…)私にとっては晴天の霹靂。見ているだけで本当に良いのなら、それだけで2泊分の宿代が稼げる。

私は1万円で、彼の自慰を鑑賞することになりました。


■露出プレイ

ラブホテルに連れて行かれるのかな? と思いつつ男性の後を歩いていくと、とある雑居ビルに着きました。サラリーマンは慣れた様子で非常階段を上がっていきます。

そして、2階くらいまで上がったところでおもむろにスラックスを膝まで下ろし「もうこんなになってるんんだよぉ!」とガチガチにそそり立ったペニスをしごき始めました。

自分の世界に入っている男性に若干引きつつ、どうしていいかわからずに立ち尽くしていると、「どう? 僕のおちんちん、どう?」とハアハアしながら聞いて来ました。

気持ち悪かったので、思わず「変態すぎて気持ち悪い」と言うと、男性は「ああっ!」と感嘆し、「もっと言って!」と懇願してきたのでした。

この人は馬鹿にされるのが好きなんだな、と察した私は「馬鹿じゃないの?」「恥ずかしくないの?」「気持ち悪い」と、思いつく限り馬鹿にしました。

しかし、人を罵倒するのって難しい…。己のボキャブラリーの貧困さに気づき、目の前で繰り広げられるドMサラリーマンのナニを見ながら、エロスとは真逆の回路がフル回転していて、私自身は興奮するどころじゃなかったのでした。

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(文/fumumu編集部・coco)

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