人間関係のストレス、どう解消する？　嫌な気持ちを引きずらない考え方

「人からの言葉や態度で落ち込んで、暗い気持ちを引きずりそうなときは、自分にとって必要な人からの言葉なのか、しっかり考えるようにしています。

言われた相手が、自分が尊敬できない相手だったり、そもそも嫌いな人なら、その人たちからの言葉を素直に受け取る義理はないと思うから。

正論に聞こえる言葉でも、よくよく考えたら、相手を傷つけるための言葉だったりしますよね。自分がだれの言葉を受け取りたいと思うのか、考えてみるのがいいと思います」（20代・女性）

「ショックなことがあったときは、自分の好きな人たちと話して癒してもらいます。知らない人から、電車で『邪魔なんだよ』と舌打ちをされたとき、あまりにもショックでなにも言い返せなかったんですよ。

対抗できない自分も情けなくて、落ち込みそうになったけど…。すぐに友達に電話して、話を聞いてもらいました。『なにそのクズ野郎！』と私以上に怒ってくれて、救われた気がしましたね。

自分に冷たくする人もいるけど、優しくしてくれる人たちもいるんだと実感できれば、気持ちも切り替えられます」（20代・女性）

「嫌な気持ちになったときに、難しく考えてしまうのは危ないと思います。『あの人にも理由があったかも…』『お世話になった人だから怒るのも失礼かも…』と、相手の気持ちや立場を考えてばかりだと、永遠に気持ちがスッキリしないですよ。

自分が嫌なことをされたなら、相手がどう思っていようと、お互いの立場がどうだろうと、嫌なものは嫌なんですよ。

『あの言葉ムカついたな！』とシンプルに考えて、イライラを発散する方法を考えたほうが、自分が楽だと思います」（20代・女性）