「国はもうダメです」 デマの拡散と買い占めパニックで若者は呆れ顔

台湾で第二回買い占め騒動が勃発。どうして今?

スマホを触る女性
(puckons/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

未だにトイレットペーパーが品薄な日本、缶詰やパスタが買い占められたアメリカや欧州、そして今日、新型コロナウイルス(COVID-19)の抑え込みが成功していると言われている台湾で、第2回買い占め事件が勃発しました。

マスクは実名制を採用し、世界から防疫に関する施策が称賛されているはずの台湾で何が起こったのでしょうか。


■爆買いしているのは誰か

現在アメリカ・欧州へ留学していた人や、旅行中に感染した国民が帰国し、そこから発症するという現象が起こっている台湾。

3月18日には新たに23人の感染が確認され、現在合計100人に陽性反応がでたというニュースが出回ると一部の人間がパニックに陥り、瞬く間にスーパーから品物が消えたと言います。

ここ数日感染者が増え続け、ついに3桁に達したことが原因だと現地メディアでは言われていますがネットユーザーの中には、この騒動の「真のキッカケ」が「おばちゃん」にあるのではないか、といった推測が行われました。


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■犯人は「おばちゃん?」

昨日から「スーパーにいったらカップ麺、缶詰、パスタ、紙類が品薄だったんだが…」という投稿が目立つようになってから、「今更なんだ!?」と驚く人が続出。

2月初旬にトイレットペーパーがなくなる! という噂が広まり、落ち着いたばかりだというのに…と嘆く声も見受けられました。

各SNSで討論が行われたところ、犯人は「高齢者では…?」という意見が勃発。なんでも、「比較的高齢の人がSNSで結成しているコミュニティ」などで「台湾の感染者が100人を超えた!もうダメだ!!」というチェーンメールのようなものが出回っている様子。

今まで感染者を2桁に維持し、世界から国を挙げての防疫が称賛されただけに数日でいきなり3桁になってしまった恐怖は計り知れないものであることはわかります。

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