よかれと思って言ってない? 落ち込んでいる人に言いがちな、NGな励ましワード

よかれと思って言ったことが、相手の傷をさらにえぐる結果になることもあるようです。

会話
(fizkes/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

友達や恋人が落ち込んでいるときに、どうやって言葉をかけたらいいのか、悩む方も多いのではないでしょうか。

よかれと思ってかけた言葉が、相手をさらに傷つけてしまうこともあるようです。fumumu取材班が、言われてますます落ち込んだ言葉を、経験者に聞いてきました。


①「考えても仕方ないよ!」

「仕事のことで悩んでいたときに、友達に『悩んでいても仕方ないよ! とりあえずやってみな!』と言われたのは、複雑な気持ちでした。


行動しなくては変わらないことは、もちろんわかっているんですよ。でも、どうやって行動すればいいか悩んでいるから、相談したんだけどな…と思ってしまいました。


悩むことを否定されてしまうと、悩んでいる自分が小さいものに感じてしまうし…。あまり言われたくない言葉だったなぁと思います」(20代・女性)


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②「こうしたほうがいいよ」

「人間関係の悩みを彼氏に相談したときに、『それはだめでしょ、こうしたこうがいいよ』と、こちらの立場を考えずにアドバイスをされたんです。


解決策を考えてくれるのはありがたいけど、こっちの状況を把握していないアドバイスは意味がないと思ってしまいました。


なにも知らないのに、知ったようなことを言わないでほしいとイライラもしたんですよね。こちらが意見を求めていないときは、できればただ話を聞いてほしいです」(20代・女性)


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③「もっとがんばって!」

「過去にキツイなぁ…と思ったのは、仕事で煮詰まっているときに友達に『〇〇なら大丈夫だよ、もっとがんばって!』と言われたときでした。


こちらを励ましてくれていることは伝わるから、無下にもできないし。でも、今以上にがんばらないといけないのかと思うと、すごく苦しかったんです。


結局、あまりにもブラック会社だったので転職をしたんですけど、転職活動をしていることは友達には言えませんでした。逃げるの? と責められるかなと思ったら、話したくなくて…。


自分ががんばっているときに、がんばってと言われるのは、追い詰められている気がしました」(20代・女性)

相手がただ話を聞いてほしいのか、アドバイスがほしいのか、完璧に理解するのは難しいですよね。

「なにか意見を言ったほうがいい? それとも、いまは聞いているだけがいい?」と確認してしまうのも、ひとつの方法かもしれません。

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(文/fumumu編集部・nana

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