台湾の名所「九份」 個人とツアーのメリット・デメリットを考えてみた

台湾・九份に2回行ったfumumu編集部記者がツアーと個人旅行それぞれで行ったときの感想をリポート!

九份

日本から飛行機で3時間ほどで行くことができるアジアの観光地・台湾。物価も安く、ごはんもおいしいことから1年中多くの人が訪れています。fumumu編集部記者も、台湾の魅力に惹かれ、2回行きました。

そんな台湾の有名な観光地といえば、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の舞台となった九份! この九份は、台湾の中心地・台北から少し離れていて、ツアーで行くか、自分たちで電車やバスを乗り継いでいくか迷う人がいるようです。

今回はツアー経験、個人で九份に行った経験から、それぞれのメリットやデメリットを考えてみました。


■個人で行く場合

個人で行く場合は、電車とバスまたはタクシーを使っていきます。時間は1時間半から2時間ほど。台北市内からは九份まで直接行けるバスがあります。

個人で訪れた際は、電車とバスを使用しました。台湾は物価が安いので、費用を安く抑えることができます。また、個人で行くので九份の滞在時間を自由に自分たちでアレンジ。

ローカル線でのんびりと行き、現地の人とも交流することができます。電車の窓からの景色は、日本とまた違った雰囲気なので電車の移動が好きな人にはピッタリ!

デメリットとしては、やはり少し大変だということです。九份老街は、山の上にある地区なのでそこに行くまでにバスを乗り継いでいくのがなかなか大変。行きはスムーズに行けても、帰りのバスは混んでいてなかなか乗ることができないということも。また、電車とバスで行った場合、乗り継ぎなど失敗するリスクもあります。

時間を無駄にしたくない!ゆっくり観光する暇がない!という人には、ツアーの方が効率がいいかも。


関連記事:台湾は「台北」だけじゃもったいない! 「台中」インスタ映え巡り

■ツアーで行く場合

台湾の九份へのオプショナルツアーは様々なタイプがあります。まずは、定番のガイドの方と一緒に九份だけ行くタイプ。

また、線路の上でランタンが飛ばせる街・十分に行くタイプもあります。

十分は、個人で行くと少し大変。電車は1時間に1本しか出ないため、時間を常に意識しながら行動しないといけません。そう考えると指示してくれるツアーはおトクですよね!

他にも探してみると、いろいろなタイプのオプショナルツアーが用意されています。

ツアーに参加した際は、豆腐料理が有名な街・深坑老街と十分、そして九份に半日で行くツアーに参加しました。行った日は人数が少なく、バスではなくタクシーでの移動だったのですが、ガイドさんがその地域ごとのおすすめのグルメや観光名所などを説明してくれて勉強になりました。

デメリットとしては、ツアー料金のお金がかかることと滞在時間が調整できないことが挙げられます。九份にいる時間は2時間で十分だったのですが、深坑老街や十分などは1時間ほどしかいられなかったのでバタバタでした。

「せっかく行くのだから、滞在時間はたっぷりと時間を取りたい」と考える人は個人の方がいいかもしれません。


関連記事:「何をテドロスにご馳走する?」 批判を受けた台湾が自国のグルメをおススメ

■2つの方法で行った感想

1回目は自力で十分と九份に行きました。十分は、時間がたっぷりとれたので、「台湾のナイアガラ」と言われる十分瀑布に行くことができました。その滝の迫力は圧倒されます。

九份は結構時間をとるのかな? と思っていたのですが、2時間あれば十分に回ることができます。しかし、どのバスや電車に乗るかチェックしたり、バス停を探したり、するのに時間がかかりました。

また、帰りのバスが混んでいたため、宿泊先の台北市内まで戻るのが大変だった思いも…。でも、自分たちが回りたい場所を思う存分回ることができて、心残りのない満足した旅になりました。

2回目は、ツアーで。とにかく移動がラク! 無駄な時間を過ごすことなく、効率よく回ることができますし、ガイドさんがいるという安心感が大きかったです。

深坑老街は、あまりガイドブックにも取り上げられていないので、自力では行くことが難しいと思う街なので、ツアーで訪れて魅力を知ることができたのはプラスでした。

自分が時間、お金、滞在時間といった旅行の要素に重きをおくかで自力かツアーかの選択肢は変わってくると思います。九份の方へ訪れる際は、充分に検討してみてください。楽しい旅行になりますように!

・合わせて読みたい→日向琴子のラブホテル現代紀行 ⑥台湾『ムーランモーテル』

(文/fumumu編集部・fumumu編集部

Amazonタイムセール&キャンペーンはこちらからチェック!

この記事の画像(1枚)