怒りに任せて発言すると、自分は望んでいなくても、相手との関係性が終わってしまうかもしれません。一度壊れた人間関係を修復するのは、簡単なことではありませんよね。
今回は、イライラを爆発させずに、上手に怒りを抑える方法を聞いてきました。
①怒りの原因を理解する
「怒っているときって、自分が怒っている理由がわかっていないことも多い気がするんです。怒りで頭がいっぱいになって、怒りのきっかけを忘れてしまうんですよね。
怒りを放出することが目的になったり、近くにいる人を傷つけることが目的になったり…。怒りの理由を忘れてしまうのって、いいことないんですよ。
まずは深呼吸して、自分がなにに怒っているのか、冷静に考えることが大切だと思います。怒りの原因さえ見失わなければ、解決法を探ることもできますから」（20代・女性）
②その場を離れる
「私はイライラするとつい爆発してしまうので、怒りがコントロールできなくなったら潔くその場を離れます。友達と喧嘩しそうなときも、その流れでそのままバトルしてしまうと、つい言い過ぎてしまうので…。
『ちょっと考えさせて！』と伝えて、ひとりになれる空間を探します。イライラした相手から離れると、自分の怒りが正当なのか、落ち着いて考えることができるんです。
怒っていたときは自分が正しいと思っていても、怒りが静まると自分がワガママなだけだったと分かることも多いですよ」（20代・女性）
関連記事：イライラがコントロールできない！ 自分が疲れないためのセーブ法
③どうしてほしかったのか考える
「イライラをそのまま相手にぶつける前に、相手にどうしてほしかったのか、まずは考えたほうがいいと思います。どう相手が動いたら、自分は満足したのかな？ って。
もしかしたら、相手に求めすぎていただけかもしれないですよね。相手が自分の望みどおりに動かなかったからって、怒りをぶつける権利は誰にもないと思うから。
『どうしてやってくれないの！』と怒る前に、相手の立場で考えたほうが、人間関係も壊れにくいと思います」（20代・女性）
頭の中が怒りで満たされてしまうと、どうしても冷静な判断力がなくなってしまいます。
ひとりになれるトイレに逃げ込むなど、怒りの原因から離れるのは賢い選択かもしれないですね。
・合わせて読みたい→人に怒るのが苦痛！ どうやって怒りを伝えればいいの？
（文／fumumu編集部・nana）この記事の画像（1枚）
