アセクシャルに多い性的嫌悪…具体的にどういうことか聞いてみた

セクシャルマイノリティの人の中には、性欲に嫌悪がある人も少なくありません。

膝を抱える女性
(bee32/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

アセクシャルは一般的に、“他者に恒常的に性的惹かれを感じないこと”あるいは、“他者に恒常的に恋愛感情を持たず、性的惹かれを感じないこと”と言われています。

そのため、人に性欲がわかないと言っても、関心がないだけの人、知的好奇心はある人、嫌悪までしている人と様々。ですが、アセクシャルを自認する人の多くは、性的嫌悪を持っている印象があります。

そこで、fumumu取材班は、具体的にどういう嫌悪感があるのか聞いてみました。


①気持ち悪い

「私はディープキスも苦手なタイプなのですが、エッチをすることで体液が交換されることに耐え難いものを感じます。なんで、わざわざ挿入してそういうことをするの? って思ってしまうんです。


子供を作るならまだ理解できるけど、生理的な拒絶反応をどうにかするのは無理じゃないかな。本能的に求めることがないからこそ、他人の体液を“気持ち悪い”とみなしてしまうのかもしれません。それをどうにかするの難しいことかと」(20代・女性)


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②痛いのは嫌!

「私の場合、初めは痛いっていうのをよく耳にするのが原因で、エッチに対して強い恐怖を覚えました。エッチをしたいと思わないからこそ、わざわざそこを乗り越えてまでエッチすることに意味を見出せないんですよね。


その上、アセクシャルって、性的に気持ちよくなれることがあるの? あるいはみんななれるものなの? っていう疑問が払拭できません」(20代・女性)


③性的な対象としてみられる恐怖

「私の場合、エッチに肯定的な感情を持てないのはもちろんなのですが、パートナーに性的な目を向けられるのも耐え難いです。なんか、そこには“好き”とか“大切にしたい”っていう思いよりも、“したい”っていう純粋な欲望があるじゃないですか。


私はそういう風に見えてしまうんですね。だからこそ怖いし、欲望をぶつけられることに幸福感を覚えられる自信なんてないんです。性的な目で見られただけで、泣きそうになりますね」(20代・女性)


性的嫌悪がある人には、「そのうちよくなるから」「今だけだから」「してしまえば意外といけるって」という言葉が通用しません。無理強いせず、その人のマイノリティを受け入れられたらいいですね。

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(文/fumumu編集部・Amy

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