取る価値ナシ? 「持ち腐れしている資格」聞いてみた
資格は持っているものの…使っていない人多数…取材班が、持ち腐れしている資格について、経験者たちに詳しい話を聞きました。
勉強の秋。仕事のスキルアップや将来のために、資格取得に興味を持っている人も多いでしょう。
しかし、実際のところ、資格を持ってはいても使っていないという人が少なくありません。
fumumu取材班が、持ち腐れしている資格について、経験者たちに詳しい話を聞きました。
①色彩検定
「アパレル店員の仕事をしているので、接客に役立てられればと思い、色彩検定の資格を取得しました。でも、専門的な内容ほど、現場で使う機会がなかなかなくて…。
お金と時間をかけて資格まで取る必要はなかったかもしれません」(20代・女性)
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②介護職員初任者研修
「将来的なニーズを見込んで、『介護職員初任者研修』の資格を取得しました。ところが、いざ仕事を始めてみると、想像以上に現場は辛くて…。
将来的に仕事がなくなることはないし、再就職しようと思えばいつでもできる職種だとは思います。ただ、仕事内容に対して貰える給料が見合っていない気がするので、今のところ別の仕事をしています」(20代・女性)
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③ヨガインストラクター
「趣味と実益を兼ねて、ヨガインストラクターの資格を取得しました。ところが、ヨガは人気が高く、インストラクターの資格を持っている人も溢れているのが実情。
試行錯誤してはみましたが、結局、大手には敵いません。ヨガインストラクターで生計を立てることは諦めました」(20代・女性)
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④アロマテラピー検定
「日本には医薬品医療機器等法(旧:薬事法)があり、医師免許を持っていなければ、アロマの『効果効能』やトリートメントの『治療効果』を意味するような表現ができません。
アロマセラピストとしての知識はあっても使える場がないので、資格を持て余してしまっています」(20代・女性)
⑤ネイリスト技能検定
「職業訓練でネイルスト技能検定の資格を取得しました。でも、ネイリストとして仕事を得るためには、技術はあって当たり前。常に最先端のデザインセンスを求められ続けることに疲れてしまいました。
自分自身に限界を感じ、今は転職活動中です」(20代・女性)
せっかく取った資格なのに、実際に使えないのでは意味がないし勿体ないですよね。
何かしらの資格を取りたいと思っているのなら、使い方までを考えて、自分の目的や用途に合ったものを選びたいものです。
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(文/fumumu編集部・志都)