ぺえ、銭湯“男湯”で不満気な表情 「なんたって私は男だから…」

タレントのぺえさんが銭湯に行った際の写真を投稿。この時の表情と綴られた文章に、様々な意見が寄せられています。

■議論広がる「銭湯問題」

近年、日本でも多様な性を受けいれる動きが少しずつ広がりを見せています。

多様性が認められる社会を支持する人の中には、公衆浴場も「心が男なら男湯、心が女なら女湯にすべき」「多様性の尊重を・対応を」と声を挙げている人もいます。

しかし、それ以上に簡単な問題ではないとの意見も見られます。たとえば女湯に「心は女性だけど、カラダが男性」である人が入ってきた場合、「心が同性ならOK」という人はどれくらいいるのでしょうか。

「カラダが異性」である人が目に入ること、自分のカラダを見られることに、違和感や嫌悪感を覚える人もいるはずです。

LGBTの権利を尊重することはもちろん必要ですが、受け入れる側の意見や権利も尊重されるべきだという意見、また「心が同性ならOK」にした場合、「銭湯に行きたい「Xジェンダー(性別がない人)」はどうすれば?」「異性愛者が同性愛者だと偽って、犯罪も増えるのでは?」と、課題が増えることを懸念する声もあるようです。


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■「よくそんなデリカシーの無いこと…」

また、ぺえさんのハッシュタグには「男湯に入れるなんてパラダイスじゃんとか言われる」「よくそんなデリカシーの無いこと言えるな」との言葉も記されています。

「まぁ、私はストライクゾーン広めだけど」とふざけながらも「オネエは男なら誰でもイケると思うな」と憤りを感じていることがうかがえます。

言わずもがな、同性愛者だからといって、性的魅力や性的興奮を感じる相手は、好意を寄せている相手やパートナーなど、特定の相手に限り。

LGBTに対して、まだ差別が残っていることは確かですが、LGBTが抱える問題が取り上げられ、多くの人が考えるキッカケが増え、理解が深まっていくことを願います。

少なくとも、理解しないまま無意識に否定的な言葉を浴びせることはあってはならないことではないでしょうか。

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(文/fumumu編集部・長谷川 瞳

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