ゲイという言葉を知らない頃にとっていた3つの行動

異性恋愛をするものだと教わってくるため、同性愛者は自分が同性を好きになっていることに気がつきにくいようです。詳しく話を聞いてみました。

悩む男子
(Tomwang112/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

学校の教育では、当たり前のように異性恋愛を前提で保健の授業などが続きますよね。そのため、ゲイセクシャルという言葉を知るのが、ずっと後になる人も多いようです。

なかなか自分が当事者だと気づかないパターンもありますが、なかには、小さい頃から違和感を抱えつつも、言葉を知らないために、自分の中で混乱することもあるようです。

fumumu取材班は、詳しく話を聞いてみました。


①かっこいいと思うのは憧れ?

「小学生高学年くらいのときに、とても惹かれる男の子に会いました。顔もかっこいいし、スポーツや勉強ができるタイプで、女の子にも人気があったと思います。僕は、あまり話さないにも関わらず、その子のことをいつも目を追っていました。そして、もっと仲良くなりたいとも思っていました。


でも当然、学校では男の子は女の子を好きになるものだと教わってきたし、ゲイセクシャルの存在を知らなければ、言葉も知らないので、その子に憧れを持っているのだと思っていました。憧れでこんなにドキドキするものなのか…と自問自答していた日々でした」(20代・男性)


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②一人エッチで想像してしまう…

「中学生の頃、一人エッチをすることも多かったのですが、AVなどを買うお金もないので、想像力を働かせてしていました。そのとき想像していたのは、クラスの女の子やエッチなお姉さんではなく、気になる男の子でした。


『どうしてなんだろう』『なんか変だな』と思いましたが、理由はよくわからず…。人の細かいエッチ事情なんて知らないので、ちょっとおかしい気がするけれど、そんなものかなと思ったりしました。でも、心のどこかでは、僕はその子のことがすごく好きなんだろうとは感じていました」(20代・男性)


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③親友に過剰なボディタッチ

「中学生くらいのときに、すごく仲がいい同性の親友がいました。彼とは、しょっちゅう遊ぶ仲でしたが、自然と触れたいと思う思いから、過剰なボディタッチをしていたと思います。


『女の子ならまだしも、男が友達と手をつなぐなんて』という感覚が自分の中にはあったので、手を繋いだりはしなかったものの、必要以上に肩を組んだり、冗談で後ろから抱きついたりはしていました。


その頃、ボーイズラブが好きな女の子が増えてきたこともあり、男同士の恋愛もあるのか? と思ったりもしましたが、あくまでもファンタジーの世界で、女性の趣向に合わせて作られたものだろうと思っていました…」(20代・男性)


言葉を知らないと、なかなか苦しい思いをしてしまいそうですよね。

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(文/fumumu編集部・fumumu編集部

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