ゲイにも色々ある…恋愛として好きなのは男子、性欲が湧くのは女子

男性を恋愛的に好きになるため、ゲイだと思っている男性。しかし、性的嗜好とかみ合わずに悩みを抱えているのだそうです。詳しく話を聞いてみました。

悩む男性
(mariiaplo/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

男性を好きになる男性のことをゲイと言いますが、彼らも一括りにするのは難しそうです。

fumumu取材班は、恋愛として好きになるのは男性なのに、性的対象は女性だという当事者に詳しく話を聞いてみました。


■男に魅力を感じてしまう

「イケメンの男性とか、筋肉が素敵な男性とか…。多分そういうのが僕の好みなんですけれど、そういう男性を見るとキュンッとして、ときめいてしまいます。一瞬で恋に落ちることもありますね。男性に魅力を感じるし、お付き合いするなら男性がいいです」(20代・男性)


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■触れたいかというと…

「男性に魅力を感じるけど、触れたいかっていうと違うんですよ。本当に愛した相手となら、エッチもできると思うんですけれど…。なかなか抵抗感があってダメですね。具体的には、手を繋いだりボディタッチしたりするのは全然OKで、キスも親しい相手ならできると思います。


でも、たとえ惚れた相手であっても、エッチができるかというと怪しくて…。そういうのを想像すると、ちょっと気持ち悪いと感じてしまう自分がいます」(20代・男性)


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■どう考えても女性にムラムラする

「男なので、やっぱり性欲はあります。そのとき、使わせてもらう動画も、女優さんのものですね。今までも、付き合いたいとは思わないのに、エッチしてみたいと思うような女の子は多くいました。どう考えても、自分の性的嗜好は女性なんです」(20代・男性)


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■矛盾した自分に悩んでいる

「好きな相手とエッチしたいし、エッチだけのために女の子と付き合うのは違うと思うんですよ。プロの人にお願いするのも、僕の主義に反する。だから、恋愛してもエッチができない…っていうことが続いて、僕って本当にゲイなのかな?と迷うことがあります。


男性に恋愛感情を持つから、ゲイを公言しているけれど、自分のセクシャルマイノリティがちぐはぐ過ぎて、もう、どうしたらいいかわかりませんね。混乱し過ぎて、泣きたくなることがありますよ。この現象に、名前があれば、まだ『そういう人もいるんだ』って安心できるんですけれどね…」(30代・男性)


女子からしたら、「そんな都合いい話があるの?」と思ってしまいますよね。しかし、ゲイの人は本当は好きな相手としたいのに、生理的現象に逆らえずに苦しんでいるようです…。

最近は、LGBTがよく言われていますが、人の趣向は多種多様ですよね。もしかしたら、マイノリティをカテゴリーで括ること自体が本来は困難なことなのではないかと、筆者は感じました。

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(文/fumumu編集部・fumumu編集部

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